2024年5月12日放送の『はやく起きた朝は』の貴理子のお耳拝借のコーナーで、かんころ餅について紹介されました!
長崎のかんころ餅
かんころ餅とは?
かんころ餅とは、お餅にかんころを混ぜて作った長崎五島の郷土菓子です。
「かんころ」とは、五島地方の方言でさつまいもを薄く切って日干ししたもののことです。
干し芋のことを「かんころ」と呼んでいるようですね。
干し芋と餅が合わさったかんころ餅、めちゃくちゃおいしそうですよね!
かんころ餅の発祥
かんころ餅は、長崎県の五島が発祥です。
昔とても高価だったもち米にかんころを混ぜることで、総量を増やしてたくさん食べられるようにしていたことから作られたそうです。
五島地方の冬期の保存食として今でも各家庭で作られています。
たしかに干し芋と餅でつくったかんころ餅は、腹持ちもよさそうですよね。
かんころ餅の食べ方
かんころ餅は1cmほどの厚さに切って、トースターなどで焦げ目がつくまで焼くとおいしく食べられます。
焼いたかんころ餅には、バターを塗って食べるのもおいしいそうですよ!
さつまいもにバターはよく合いますし、とってもおいしそうですよね。
柔らかいかんころ餅の場合は、そのまま食べることもできます。
かんころ餅はまずい?
かんころ餅を検索すると「まずい」というキーワードがでてきました。
本当にまずいのか調査してみると、このような投稿を見つけました。
どうやら冷めてしまうとまずく感じてしまうようです。
冷めると餅が硬くなってしまうのでしょうね。
かんころ餅を食べる時には、温かいうちに食べるよう気をつけます!
かんころ餅のカロリー
かんころ餅のカロリーはお店にもよりますが、100gあたり約250kcalです。
1cmの厚さで切った約16gあたりだと39kcalです。
意外とカロリーは低めなのですね。
さつまいもは低カロリーで、食物繊維も豊富なのでので嬉しいですよね!
かんころ餅の作り方
家庭で作れる簡単なかんころ餅の作り方です。
【材料:4人分】
切り餅:4個(200g)
干し芋:80g
砂糖:大さじ1
水:大さじ4
片栗粉:大さじ1
サラダ油:適量
【作り方】
- 切り餅は2cm角に、干し芋は1cm角に切ります。
- 耐熱容器に干し芋、水半量(大さじ2)を入れ、ふんわりとラップをし、600Wのレンジで1分加熱します。
- 切り餅、残りの水(大さじ2)を加え、ふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分〜2分30秒餅がやわらかくなるまで加熱します。
- 砂糖を加え、めん棒でつくようにして混ぜます。
- ラップに片栗粉半量(大さじ1/2)をふり4)をのせ、残りの片栗粉を全体にまぶします。
- ラップで包み、10cmほどのかまぼこ状に成形します。
- 冷蔵庫で8時間以上冷やし、1cm幅に切ります。
- 天板にアルミホイルを敷き、サラダ油を薄くぬったらトースターで焼き色がつくまで3〜5分焼いたら完成です!
切り餅と干し芋があれば、家庭でも簡単に作れそうですね!
まとめ
長崎県五島の郷土菓子のかんころ餅を初めて知ったのですが、さつまいもも餅も大好きなので、食べてみたくなりました!