2024年6月30日放送の『所さんの目がテン!』で
愛知県岡崎市にある
1720年創業の「磯部ろうそく店」の和ろうそくについて紹介されました!
目次
磯部ろうそく店の和ろうそく
和ろうそくとは?ろうそくとの違い
和ろうそくの原料は「ハゼ」という木の実を搾った植物性のろうそくです。
一般的なろうそくは石油を精製してとれるパラフィンの蝋(ろう)で作られています。
一般的なろうそくよりも、和ろうそくの方が火が大きく明るく灯ります。
和ろうそくは、中が空洞になっているので空気が下から流れ込むことで
火が上下に揺らぎ、強く灯るという特徴があります。
たしかに同じ大きさの一般的なろうそくに比べ、
和ろうそくの方が火が大きかったです。
和ろうそくの特徴
和ろうそくの特徴は大きく3つあります。
- ススが少ない
- 風に強く火が消えにくい
- ロウだれをしにくい
和ろうそくは芯が太いので火が消えにくいです。
一般のろうそくに比べてススも出にくいので
お仏壇などの汚れも少なくなるのはいいですよね!
和ろうそくの作り方
和ろうそくの作り方です。
和ろうそくのロウは
採取したハゼの実を蒸して圧搾器でロウを搾り取って作ります。
和ろうそくの芯は
和紙にい草の皮を除いた部分を巻き付け、
真綿でとめて作られています。
- 串に芯を刺して溶かしたロウを
素手で塗って乾かすという作業を繰り返します。 - 1番外側に違う種類のブドウハゼのロウを練ってから塗ります。
- ろうそくを芯から外し、
専用の機械で先端の芯を出します。 - 長さを整えたら完成です!
外側に使うロウの方が溶ける温度がわずかに高いので
堤防の役割をしてくれ、
ロウだれがしにくくなっています。
2種類のロウを使っているから
ロウだれしにくくなっていたのですね。
ろうそく=ロウだれのイメージがあったので
ロウだれしにくいろうそくはありがたいです。
まとめ
和ろうそくはススが出にくいというのはとても魅力的ですね!
火が消えにくいというのも、
屋外でお墓に灯す時などにいいですよね。
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